保護猫&保護犬とのまったりライフ
by chochimama
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髄膜腫との闘い-11月15日~16日
2007年11月15日(木)
こころなしか元気の無いちょち。
そういえば、数ヶ月前から、朝、起きてこないことがあった。
寝起きの悪い私を、脚でちょいちょいと突いて起こそうとするちょちが、
私が起すまで起きない日が何日かあったことを思い出した。
ちょちも年をとったなぁと思っていたが、脳腫瘍のせいかもしれない。
あの時、検査を受けていればもっと早く分かったのに、と悔しく思う。
それでも、元気に散歩しているし、食事も前と同じ量をおいしそうに食べる。
ちょち、おいしかった?」と聞くと、
舌で口の周りをなめて
「おいしかったよ!」の合図。
この日は、午後、お客様と打ち合わせがあり、萱場町へ。
打ち合わせが終わって携帯電話を見ると、日獣医の先生から10件の着信。
胸が早鐘のようにドキドキする。
O先生への電話は、話中でなかなかつながらない。
「ちょちは緊急な状態?どうしよう。今日は元気にしているだろうか?」
まだ15時で外は明るいのに、私の周りは暗くなったように感じた。
やっと先生に電話が通じ、診断の結果を聞いた。
ちょちには脳腫瘍があり、浮腫もあるらしい。
そのために脳圧が上がり、発作を起すとのこと。
脳圧を下げないと危険なので、すぐに脳圧を下げる薬を飲み、放射線治療を
受けたほうがいいでしょう、とのこと。目の前がもっと暗くなった。
しっかりしなければ!
ちょちが死んでしまうときまったわけではないのだから。
治療によって助かるはず。
いろいろな思いが頭をよぎった。
「仕事に行かなければならない状況で、どうやって様子を見ればいいのだろう?」
これが一番の悩みだった。
「とにかく、脳圧を下げる薬をもらい、日中、誰かに様子を見てもらおう」
急いで自宅に戻ると、ちょちは、いつものとおり、くるくる走り回って元気に出迎えてくれた。
涙が溢れる。
かかりつけの病院に行き、脳圧を下げる薬を受け取り、この日から飲ませる。
(ステロイド剤と脳圧を下げる薬=グリセリンを飲ませる)
脳圧を下げるためには、脳にたまった水を抜くことが必要。
そのため、この薬を飲む前後、各2時間、水を飲ませてはいけない。
薬を飲むと喉が渇くらしく、ちょちは水を欲しがる。
2時間水を飲まずに我慢するのが辛そうで、キュンキュン鳴いて水を欲しがる。
水道の近くに行き、私を見つめて「キュンキュン」鳴いたり、
お風呂場に行って水をなめようとする。
その様子は、見ている私が辛くなるほど。
こころを鬼にして、気を紛らすために外に連れて行ったり、撫でてやったりしても、
喉の渇きに勝つことはできない。
この先、いつまでこの薬を飲ませなければならないのだろう?
この日は、ステロイド剤の作用で、ちょちは食事を吐いてしまった。
2007年11月16日(金)
会社を早退して免疫治療を行っている病院にちょちを連れて行く。
人気のある病院らしく、人と犬がたくさんいて、1時間以上待たされる。
免疫療法には本人の腫瘍細胞が必要とのことで、ちょちには難しいことが判明。
無駄足になってしまった。
電話で問い合わせをしたときに教えてくれればいいのに。
癌を抑制する効果のある「βグルカン」と「サリドマイド」の処方を受け、
飲ませてみることにする。
サリドマイドは、薬害を起した薬なので抵抗があった。
でも、先生の説明が納得できる内容だったので、日獣医の先生の意見を聞いた上で
試してみようと思う。
日獣医の先生は、サリドマイドの使用に懐疑的だったため、服用を止めることにする。
ちょちの腫瘍は、左脳の外側を被っている。
先生いわく、
「この状態で今まで何もなかったことが信じられません。倒れていても不思議ではない。」
ちょちは、こんな状態でもがんばって生きていたんだなぁ、と思うと、また涙が溢れ出した。
ちょちは、すごくがんばっている、私もがんばらなくては!
こころなしか元気の無いちょち。
そういえば、数ヶ月前から、朝、起きてこないことがあった。
寝起きの悪い私を、脚でちょいちょいと突いて起こそうとするちょちが、
私が起すまで起きない日が何日かあったことを思い出した。
ちょちも年をとったなぁと思っていたが、脳腫瘍のせいかもしれない。
あの時、検査を受けていればもっと早く分かったのに、と悔しく思う。
それでも、元気に散歩しているし、食事も前と同じ量をおいしそうに食べる。
ちょち、おいしかった?」と聞くと、
舌で口の周りをなめて
「おいしかったよ!」の合図。
この日は、午後、お客様と打ち合わせがあり、萱場町へ。
打ち合わせが終わって携帯電話を見ると、日獣医の先生から10件の着信。
胸が早鐘のようにドキドキする。
O先生への電話は、話中でなかなかつながらない。
「ちょちは緊急な状態?どうしよう。今日は元気にしているだろうか?」
まだ15時で外は明るいのに、私の周りは暗くなったように感じた。
やっと先生に電話が通じ、診断の結果を聞いた。
ちょちには脳腫瘍があり、浮腫もあるらしい。
そのために脳圧が上がり、発作を起すとのこと。
脳圧を下げないと危険なので、すぐに脳圧を下げる薬を飲み、放射線治療を
受けたほうがいいでしょう、とのこと。目の前がもっと暗くなった。
しっかりしなければ!
ちょちが死んでしまうときまったわけではないのだから。
治療によって助かるはず。
いろいろな思いが頭をよぎった。
「仕事に行かなければならない状況で、どうやって様子を見ればいいのだろう?」
これが一番の悩みだった。
「とにかく、脳圧を下げる薬をもらい、日中、誰かに様子を見てもらおう」
急いで自宅に戻ると、ちょちは、いつものとおり、くるくる走り回って元気に出迎えてくれた。
涙が溢れる。
かかりつけの病院に行き、脳圧を下げる薬を受け取り、この日から飲ませる。
(ステロイド剤と脳圧を下げる薬=グリセリンを飲ませる)
脳圧を下げるためには、脳にたまった水を抜くことが必要。
そのため、この薬を飲む前後、各2時間、水を飲ませてはいけない。
薬を飲むと喉が渇くらしく、ちょちは水を欲しがる。
2時間水を飲まずに我慢するのが辛そうで、キュンキュン鳴いて水を欲しがる。
水道の近くに行き、私を見つめて「キュンキュン」鳴いたり、
お風呂場に行って水をなめようとする。
その様子は、見ている私が辛くなるほど。
こころを鬼にして、気を紛らすために外に連れて行ったり、撫でてやったりしても、
喉の渇きに勝つことはできない。
この先、いつまでこの薬を飲ませなければならないのだろう?
この日は、ステロイド剤の作用で、ちょちは食事を吐いてしまった。
2007年11月16日(金)
会社を早退して免疫治療を行っている病院にちょちを連れて行く。
人気のある病院らしく、人と犬がたくさんいて、1時間以上待たされる。
免疫療法には本人の腫瘍細胞が必要とのことで、ちょちには難しいことが判明。
無駄足になってしまった。
電話で問い合わせをしたときに教えてくれればいいのに。
癌を抑制する効果のある「βグルカン」と「サリドマイド」の処方を受け、
飲ませてみることにする。
サリドマイドは、薬害を起した薬なので抵抗があった。
でも、先生の説明が納得できる内容だったので、日獣医の先生の意見を聞いた上で
試してみようと思う。
日獣医の先生は、サリドマイドの使用に懐疑的だったため、服用を止めることにする。
ちょちの腫瘍は、左脳の外側を被っている。
先生いわく、
「この状態で今まで何もなかったことが信じられません。倒れていても不思議ではない。」
ちょちは、こんな状態でもがんばって生きていたんだなぁ、と思うと、また涙が溢れ出した。
ちょちは、すごくがんばっている、私もがんばらなくては!
by chochimama
| 2007-11-15 19:17
| 初代犬 ちょち
カテゴリ
全体★アルマ保護犬★
モコ(9代目・トイプー)
かな(現グレム・2018.08正式譲渡)
メル(2018.03正式譲渡トイプー♀)
プチ預かり(トイプー♂仮名ルーク)
チャロ(現アネラ・201711正式譲渡)
かのん(2017.04正式譲渡)
プチ預かり・グラン君
マリリン(現ゆき・201703正式譲渡)
バンビ(2016.10.23正式譲渡)
レオ(現るーく・2016.12正式譲渡)
まゆ⇒りん花・2017.06 お空へ)
●我が家の子どもたち●
チャッピー・2016年4月~
だーく・2007年12月~
カイト 2009年11月~2016年3月
パール 2008年1月~2009年8月
ちょち 2000年4月~2007年12月
●Myコラム●
犬も猫も人間も幸福な社会
生涯挑戦!(My life)
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